日本は森林国なのに
世界一木材輸入国だというのはなぜですか?

−ムサビーと一緒に勉強しよう!−




−日本の木材使用量と輸入量−

 日本人が1年間に使う木材の容積は、約1億立方bで、霞が関ビル191個
分にもなるんだって。
 そのうち、外材は約80%なんだ。このように輸入の割合が高いのは、外
材のほとんどが天然林から切り出されたもので、運賃や加工賃を払って
もまだ国産材より安いことや同じ質の木材をまとめて手に入れやすいこと
など、経済的に有利な点が多いからなんだ。
 輸入する木材の形は、丸太、チップ、製材、合板などいろいろです。最近チッ
プや製材など加工品の輸入が多くなっているけど、一番多いのは丸太の
輸入で、世界の各国が輸出している丸太の約40%を日本が買っていること
になるんだ。



−どこから木材を輸入しているか−

 一番たくさん輸入しているのは、北米大陸からで、日本の木材使用量の約
38%がアメリカ、カナダの太平洋岸地域から送られているんだ。紙を作るた
めのチップとパルプが一番多く、丸太は二番目になっているよ。木の種類は
ほとんどが日本のエゾマツやトドマツに似た針葉樹なんだ。
 ラワンでおなじみになった熱帯の広葉樹の輸入量は、木材使用量の約17
%に当たり、主にマレーシア、インドネシアから輸入されているんだ。熱帯の
木材は、これまでほとんどが丸太で輸入され、日本で合板や製材に加工さ
れていたけど、輸出国は森林が少なくなってきたことや自国の産業を盛ん
にするために、丸太の輸出を制限しはじめているんだ。日本も発展途上国
に協力して、合板や製材の輸入を増やすように努力してるんだ。

−国産材は今育ち盛り−

 日本では、木材の使用量が増え始めたころ、お金がなくて木材を自由に
輸入できなかったんだ。そこで、天然林や古い人工林の木を切って使い
そのあとにスギやヒノキを植えたんだ。その木が切れるようになれば、自
給率はもっと高くなるとおもうよ。



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