日本は雨の多い国なのにどうして水不足がおきるのですか?
−ムサビーと一緒に勉強しよう!− |
|
|
|
|
|
|
−降った雨の全部は使えない−
日本の年平均降水量は約1750_で、世界平均の約2倍
近くもあって、総雨量は6600億立方bにもなるんだ。
蒸発したり、植物が生きていくのに使われる分を引くと、
使える可能性のある水は約4300億立方bといわれてい
るんだ。それでも、今1年間に使っている水の量、約900億
立方bに比べ、まだまだ余裕があるんだ。
でも、雨水が全部使えるわけではないんだ。僕たちの使
う水は、いつも川から取り入るけど、川の流れはいつも同
じではないんだよ。
−季節によって違う雨の降り方−
日本では、降水は夏から秋にかけて多いのが普通だけど、
日本海側では冬の雪として降る方が多い地方があるんだ。
雨の降り方が季節や地方によって違うということは川の流
れにも影響するんだ。
日本の川は、雪解け水が流れる4月と梅雨が降る6,7月、
台風が遅くなってくる9,10月に水量がもっとも多くなるんだ
けど、利用されずに海に流れてしまう量がすごく多いんだ。
そこで、川の上流の水源地帯にダムを作り、雨の多い時期
に水を蓄え、洪水の害を防ぐとともに、雨の少ない時期に水
を放流して、水不足がおきないようにしているんだよ。
−人が引き起こす水不足−
水を使う量にも地方によって大きな違いがあるんだ。大都市
では、生活用、産業用に大量の水が使われているんだ。もとも
と、大都市は水の便がよい大きな川のある所に発達していき
たんだけど、今では遠くの川からも水を引いてこなくてはなら
なくなってしまったんだ。
人口の集中が進み、人々の暮らしがよくなるに従って、水の
使用量が増えてきたので、雨の少ない年には水不足がおきや
すくなっていってしまったんだ。日本人は、昔から水と安全はた
だと思っていたんだけど、水を確保するためには、都会の人も上
流の森林づくりに協力する時代になってきたんだね。
|
|
|
|
|
| |